Kの反省日記

30代マーケティングを専門とする社会人Kの反省と自己研鑽日記。

強さと弱さと羊雲

昨夜は10月31日。ハロウィンでした。
たまたま仕事で渋谷に行ったのですが凄い人でした…
コスプレする人、警備する人…若い人は楽しそうでした。


____


さて、先日とある人とお話していると、
僕と同じように婚約破棄をされていたことが判明。


その人は女性で、両家顔合わせまでしてのお別れだそうです。
理由は結婚観。話し合いの末なので円満と仰っていました。


僕の話もしましたが、「辛かったね」とポツリ。
気持ちの整理はついていると振舞いましたが、
言いようのない心の内を見透かされているような感じでした。


―でもその方は強かった。少なくとも強く見えた。立派だった。



その強さは、どこから…?

くるくると


夜中に書いています。


3か月近く経過しても、Aさんのことがちょくちょくフラッシュバックするんです。


気持ちの整理をつけたつもりがどうしても頭をちらつきます。


会いたいとも思ってしまいます。


情けない…。相手のことを考えるのではなく、自分のことを考えて前向きにならないとだめなのに。男なのに。


何回か別れはありましたが、こんなことは過去ありませんでした。


本気で愛した証拠ですね…。今は自分を苦しめてしまってますが…


_____


土日はどっちも無理やり予定を詰め込んでいますが…


正直、思い出してしまうので一人の時間が怖いとも感じます



なんだろうこの感じ。世の中がグレーな感じ。


この感情からいずれ抜け出せるのでしょうか…

もののけ姫②-人と自然-


もののけ姫の話題が続いて恐縮ですが…


このお話はアシタカとサンの単純な恋愛物語ではなく、
もっと深いテーマがあって描かれたようです。
ただセリフや情景など、表面上には出てこないため人によって評価がしづらいんでしょうね。


端的にいうと
「自然」と「人」との争い…ですが、事はそう簡単ではありません。
というか「人」側のエゴと苦悩が如実に表れています。


かつて頂点に君臨し、自然そのものの姿で生きる「乙事主」や「山犬」。
鉄を作るために木を切り、自然を壊すことで生計を守る「たたら場」と「人」。


______


「アシタカ」と「サン」はそれぞれ「人側」と「自然側」の立場として描かれています。



サン「アシタカは好きだ。でも人間を許すことはできない」



この言葉が表しているように、人と自然の問題は『答えが出ない』まま物語は終わります。単純に「自然保護だーー!」と叫ぶだけより、ずっと見ごたえのある映画だと思います。※自然保護が悪いと思っているわけではありません…

もののけ姫①-玉の小刀-


先週の金曜ロードショーの「もののけ姫」。よかったです。
仕事から帰ってきて、アシタカが起きた直後の歌の部分から見始めたのですが…
やっぱりいいですね。


もののけ姫って奥が深いんですよね。
表面上のセリフや進行からは読み取れない部分が多いです。


村を厄災から守ったのに村を追い出され、
許嫁のカヤと永遠の別れとなる冒頭のシーン。


その後の旅立ちのシーンは久石さんの音楽も相まって壮大ですが、
アシタカの胸のうちは悲しみと苦しみと恐怖と怒りで満ち溢れているようです。
※どこかの解説で見ました


別れ方は違えど、色々な感情が渦巻く状況はちょっと自分と重ねてしまう…。


でもアシタカはカヤと別れる時、にこっと笑うんですよね。
心配かけないようにしているんだと思いますが、強い…強すぎる。
自分も強くありたいものです。


____


その後、小刀をサンに渡すシーンに賛否両論(むしろ否の方)がありますが、


カヤ「お守りするよう息を吹きこめました」
  「いつもいつもカヤは兄さまを思っています」


僕はお守りの意味合いが強いからサンにあげた、と都合よく?解釈しています笑
後は当時の時代背景(死生観や家制度)なども考慮したいですね。
※ジブリ全く知らない人すみません…

時止まりの万華鏡

Aさんとお別れした時は、
自分は世界で一番悲しい状態にある、と本気で思ったものです。


ですが、ブログを始めてから、
病気や死別などで苦しんでいる方のブログを拝見する機会が増えました。


きっと心情を吐露する場として、ブログを選ばれているのですね。
もしくは僕と同じように心の整理もあるのでしょうか。


時が止まった万華鏡の中でぐるぐると思考を巡らされている方もいれば、
苦しみながらも前をむこうとされている方もいます。


___



内容は違えど、僕自身の感想としては
とても励まされるものが多いです。勇気を頂いています。


苦しでいる分、もっともっと皆さまに
幸せが訪れるといいのになと切に願っています。



ブログって偉大ですね。