東京ゲームショウ2018
本日も仕事の話。
自己紹介文にも少し書かせていただいていますが、
僕はゲームメーカーで働いており、マーケティング業務を専門としています。
昨日は、年に一度の業界の祭典、「東京ゲームショウ」に行ってまいりました。
ゲームって、知らない方からするとニッチな市場に見えるかもしれませんが、
実は売上で映画を遥かに凌ぐ一大エンターテイメントなんですよ。
「東京ゲームショウ」は毎年開かれています。
今年特に目についたのは、海外メーカーの人の視察とブースが多いこと多いこと。
僕自身も外資系メーカーに勤めているものの、この光景を複雑な目で見ていました。
一見喜ばしいことに見えますが、彼らにとっての視察の意味は、
日本のゲームを本国へ「輸入」することではなく、
自国のゲームを売上が見込める日本市場へ「輸出」することだと思います。
※あくまで個人的な推測です
昔はゲームといえば日本の独壇場でしたが、現状は逆。
アメリカを中心とした海外メーカーの躍進が目立ちます。
今回はチリやシンガポールといった後進国のブースも見られました。
もちろん日本勢も頑張っているのでそこまで悲観することはないのですが・・
去年より勢いがある海外勢を目の当たりにして少し不安になりました。
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ただグローバル視点で見れば、わくわく感は大きいです。
VRやARが今声高に叫ばれていますが、
今後技術的な進化で拡張現実の広がりはどこまで可能か?
どこまで夢を与えてくれるのか?世界中で開発が進む中、非常に楽しみです。
この業界に従事しているのも、そうした理由があるからです。